2023.08.28

吹き抜けのある平屋について!メリットやデメリットを紹介!

魅力的な家はたくさんあり、家づくりを検討している方の中にはどのような家にしようか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
家は人生の中でも長い期間を過ごす場所なので、たくさんの魅力を詰め込みたいですよね。
そのような方には、吹き抜けと平屋を組み合わせた家がおすすめです。
今回は、吹き抜けのある平屋の魅力やデメリットとその対策について紹介しますので、魅力的な家を作りたい方は最後までご覧ください。

□吹き抜けのある平屋のメリットとは?

吹き抜けのある平屋のメリットは、主に3つあります。

1.大空間のLDKが作れる

平屋の吹き抜けのリビングに、屋根の勾配を利用した勾配天井を採用することで、縦横両方に広がりのある大空間が作れます。
また、リビングとダイニング、キッチンの間に壁を設置せずにつなげることで、より空間が広くなり、抜群の開放感を味わえるでしょう。

2.勾配天井で採光と通風がとれる

勾配天井の近くの高い場所にハイサイドライトや天窓を設置することで、光の届きにくい家の奥の方にも光が届くため、吹き抜けのある平屋は採光の面で大きなメリットがあります。
そのため、日中暗くなりがちな北側にリビングを配置するとしても明るいリビングが実現できるでしょう。
また、開閉可能な窓にすることで、通常の窓と高い位置の窓で空気の通り道を作れるため、家中の空気の入れ替えが可能になり、簡単に換気できるようになるのです。

3.ロフトやスキップフロアを作れる

吹き抜けのある平屋は天井が高いので、縦の空間を有効活用して、ロフトやスキップフロアを作ることも可能です。
スキップフロアやロフトの設置によって、家の一部のみ2階建てのような間取りが実現できるのもメリットと言えるでしょう。

□吹き抜けのある平屋のデメリットとその対策とは?

吹き抜けのある平屋には、魅力的な点が多くあるのに対して、デメリットもいくつかあるので対策を施して、より快適な空間を作りましょう。

1.吹き抜けは冬に寒くなりやすい

一般的に、吹き抜けのような広い空間は、通常の部屋よりも暖房に多くのエネルギーが必要で、対策しなければ冬に寒くなったり、光熱費が高くなったりしてしまいます。
対策としては、空調設備を充実させたり断熱気密性能を高めたりすることが重要です。
シーリングファンのような空調設備は、部屋中の空気を循環させる役割を持っており、暖められた空気が部屋の上部に溜まることを防ぎます。
また、断熱気密性能が高ければ、熱が外に逃げにくくなり、効率的に空間を暖められるようになります。

2.日差しが高い位置の窓から入ってきて暑い

高い位置の窓の設置は、採光面や通風の面ではメリットがありますが、夏の日差しが入ってくるという点ではデメリットでもあります。
夏に日差しが入ってくると部屋の温度が上がりやすくなってしまい、快適に暮らせません。
そのため、高い位置の窓は、断熱性の高いサッシを採用したり、遮蔽(しゃへい)型の窓にしたりすることで室内の温度が上がりにくくすることをおすすめします。

□まとめ

吹き抜けのある平屋は、採光や換気が簡単で開放感がある空間を作りやすかったり、スキップフロアを作ることで家の中にアクセントを加えたりできるというメリットがあります。
一方で、夏と冬をより快適に暮らすために、空調設備を揃えたり断熱気密性能を高めたりする工夫が必要です。
魅力的で快適な家を作るために、以上のことを意識して家づくりをしてみましょう。

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