2015.01.23

【2分でわかる!】「冬暖かく、夏涼しい住宅」の基本的な考え方

みなさん、こんにちわ。

今日もみなさんの家づくりに役立つ情報を。

宮村陶太です。

 

 

家づくりは一生に一度の大事な大事なお買い物。

誰も失敗したくはありません。

では、何を基準に考えたらいいか?

専門知識が無いと判断できない?

そんなことはありません。

ざっくりわかっていれば、「良い家づくり」はできます。

 

 

今日は、「夏涼しく、冬暖かい住宅」になるための基本的な考え方について書きます。

 

 

高気密・高断熱仕様は大前提条件

 

 

「夏涼しく、冬暖かい住宅」とするためには、高気密・高断熱仕様は大前提条件です。

気密性が高いことで、外気の侵入と内気の流出を防ぎます。

断熱性が高いことで、出る熱と入る熱を抑えます。

 

 

重要なポイントは「サッシ選び」と「断熱材選び」の2つ

サッシ・断熱材、共に気密性が高く、断熱性が高いものを選んで下さい。

 

 

高気密・高断熱住宅は、「夏=暑い」と誤解している人が多いです。

夏は「熱を入れない」、「熱を逃がす」ことが大切。

基本を守れば高断熱・高気密住宅は、冷房の効きもよく、省エネになります。

 

 

夏と冬、バランスのとれた設計が必要

 

 

日本には四季があり、夏と冬とでは相反することが要求されます。

両方に対応するように、バランスの取れた設計が必要です。

下の表図にまとめます。

 

 

20150123_01

 

 

20150123_02

 

 

ポイントは、「庇(ひさし)による日射取得、及び遮蔽(しゃへい)」と「通風(つうふう)設計」の2つ

冬期は太陽高度が低く、夏期は高い。

冬期は日射を室内に入れ、部屋を暖める。(日射取得)

夏期は日射をさえぎり、部屋が暑くなるのを防ぐ。(日射遮蔽)

 

 

夏期は、加えて窓を開けて熱を逃がす。

その際に、よく風が通る窓配置だと、より熱を逃がすことができます。

あるいは、冷房を使わずとも涼しくなる。

 

 

ちなみに、冬期の日射取得、夏期の日射遮蔽を可能にするためには庇が900mm必要です

壁から屋根が900mm程度出ているということです。

 

 

最近の住宅を見て思うこと

 

 

去年の消費増税の影響で、たくさん家が建ちました。

見ると、「庇」があまり重要視されていないような気がします

確かに庇を出すことは、最近の「スッキリとしたデザイン」に相反する部分があります。

しかし、デザインを先行することで性能を損なうことは、個人的には本末転倒だと思っています。

「庇」を出してもデザイン性を出すことはできます。

CAM設計は、設計(企画段階)を通じて、「性能」と「デザイン」を同時に追求します。

 

 

みなさんの家づくりが良いものになりますように。

CAM設計:宮村陶太

 

 

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