皆さん、こんにちは。
CAM設計の宮村陶太です。
今日は「上仲間の家」の地盤調査に立ち会ってきました。
最近の分譲地は地盤改良を必要とするところが多く、「上仲間の家」以外にも「御幸笛田町の家」でも地盤調査を行いました。
今回行った地盤調査は「表面探査法」という手法です。
一般的に行われている「スウェーデン式サウンディング試験」(以下、SS式試験)とは違い、表面波(レイリー波)速度を測定して地盤の強度や特性を把握する方法です。
レイリー波・・・。
レイリー・・・。
まさかこんなところで冥王のご登場とは。
地盤調査どころか、その辺一体彼の覇気で吹っ飛びそうですね。
・・・以上、ワンピースネタでした。
続けます。
どんな風に調査するのかを簡単に説明しよう!
画像左の「振動を起こす機械」(起振機)から、人が感じないほどの小さな地震を発生させ、地震波が地面を伝わる状況を、「振動を計る機械その1、その2」で受け取り、コンピューターで解析を行います。
画面は見えにくいですけど、解析表の縦軸が深さ、横軸が速さを示してあり、速さが遅いほど軟弱地盤ということになります。
SS式試験より地盤改良工事の発生率が低いらしい。
SS式試験より詳しく段階的に地盤を判別することができるので、不必要な地盤改良工事がなくなるそうです。
「SS試験で判定に必要な情報のすべてを得られるわけではないので、安全側に判定しがちな調査員がいる」(日経ホームビルダー記事より)
地盤改良工事は80万前後くらいかかるので、それがいらなくなるならば工事のコストカットに貢献します。
詳しくは、九州躯体処理さんのホームページ、又はホームページ内の日経ホームビルダーの記事をご覧下さい。
有限会社九州躯体処理 – http://www.k-kutai.com/
日経ホームビルダーの記事 – http://www.k-kutai.com/nikkeihome_biruda_pdf_01.pdf
地盤改良工事で予算が圧迫されている建築主さんは一度検討されてみてはいかがでしょうか。
今日はこの辺で。
皆様の家づくりが良いものでありますように。
CAM設計:宮村陶太
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