狭さを解消させるために、オーバーハングの吹抜けリビングを2階に
この土地の一番の問題点は狭くて、変形していること。それによって、住宅の居室に必要な広さをどう確保するかということが課題です。加えて、駐車場を2台確保しなければいけません。よって、2階にリビングを配置し、オーバーハングとすることで、1階の面積よりも2階の面積を広くとり、居室に求められる面積を確保できるようにしました。また、リビングとロフトを吹抜け天井でつなぐことにより、面積に比べて全く狭さを感じさせない空間を作りました。
窓から外を視覚的に取り込み、狭さを感じさせない工夫
「白川沿いの土地」という絶好のロケーションを活かし、2階リビングの出窓から白川が一望できる位置に窓を並べました。これは、リビングの狭さを視覚的な広がりでカバーする効果があります。窓から外を視覚的に取り込むことにより、狭さを感じさせない、いや、むしろ広く感じることができる、オススメの手法です。
住宅について
新築・注文住宅 / 木造2階建て+ロフト階 / 延床面積:77.81㎡(23.53坪) / 敷地面積:89.70㎡(27.13坪) / 間取り:2LDK