2024.07.28

吹き抜けのある2階が暑い!原因と対策をご紹介

吹き抜けのある家に住んでいる、もしくはこれから建てる予定がある皆様。
開放感あふれる空間は魅力的ですが、夏の暑さ対策はしっかりと考えておきたいですよね。

吹き抜けのある2階が暑くて、快適に過ごせないのではないかといったお悩みをお持ちの方へ、この記事では、吹き抜けのある2階の暑さの原因と、快適に過ごすための具体的な対策方法をご紹介します。

□吹き抜けのある2階が暑い原因

吹き抜けのある2階が暑いのは、一体なぜなのでしょうか。

1:断熱・遮熱性能の低さ

吹き抜けは開放的な空間を生み出す一方、断熱・遮熱性能が低いと、外の熱が室内に侵入しやすくなってしまいます。
特に屋根は太陽光の影響を受けやすく、夏の強い日差しによって天井裏が熱せられ、2階の温度上昇に繋がります。

2:暖かい空気の上昇

暖かい空気は軽い性質があるため、上昇しやすいという特徴があります。
吹き抜けのある家は、1階から暖かい空気が上昇しやすく、2階にたまりやすくなってしまいます。
そのため、1階よりも2階の方が暑く感じてしまうのです。

3:ベランダからの照り返し

ベランダからの照り返しも、2階の温度上昇に影響を与えます。
特に日差しが強い日中は、ベランダの床や壁から熱が反射し、2階の窓から室内に侵入することで、室温が上昇してしまうのです。

□吹き抜けのある家で快適に過ごすための4つのポイント

吹き抜けのある2階を快適に過ごすためには、以下の4つのポイントを押さえましょう。

1:断熱性能の強化

断熱材の追加や、断熱性能の高い窓への交換など、断熱性能を強化することで、外からの熱を遮断し、室温の上昇を抑えられます。

2:日射調整

夏の強い日差しは、遮光カーテンやブラインドなどを活用して、室温の上昇を防ぎましょう。
また、窓の外側にシェードやオーニングを設置することで、日差しを遮り、さらに効果的に室温を抑えられます。

3:エアコンの設置

吹き抜けのある家は、空気がたまりやすく、温度差が生じやすい空間です。
そのため、適切な場所にエアコンを設置することが重要です。
吹き抜け部分にエアコンを設置する場合は、冷風が直接吹き抜けるように、風向きを調整できる機種を選ぶと良いでしょう。
また、2階にもエアコンを設置することで、より快適に過ごせます。

4:シーリングファン

シーリングファンは、空気を循環させることで、室温を均一に保ち、体感温度を下げる効果があります。
吹き抜けのある部屋に設置すれば、空気を効率よく循環させられ、より快適な空間を実現できます。

□まとめ

この記事では、吹き抜けのある家で2階が暑くなる原因と対策をご紹介しました。
吹き抜けのある2階の暑さ対策は、断熱・遮熱性能の強化、日射調整、エアコンの設置、シーリングファンの活用など、複数の対策を組み合わせることで効果を発揮します。
これらのポイントを参考に、快適な住空間を実現しましょう。

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