2023.05.18

ハーフ吹き抜けの間取りって何?吹き抜けに比べたメリットとデメリットについて紹介!

「ハーフ吹き抜けというものがあると知ったけれど、どういうものなのだろう」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
ハーフ吹き抜けは吹き抜けのメリットを取り入れつつ、デメリットをカバーできるものです。
今回はハーフ吹き抜けについて解説します。
 

□ハーフ吹き抜けの間取りとは?

 
一般的な吹き抜けとハーフ吹き抜けの間取りの違いについて説明します。
 
1.通常の吹き抜け
 
通常の吹き抜けの場合、吹き抜けている部分は1階から2階の天井までつながっていて2階がありません。
2階の天井までつながっているため、天井までの高さは1階の天井までの倍の高さである5mから6mになります。
吹き抜けを取り入れる場所としては、玄関やリビングが多いです。
また、天井が高いことにより、空間を広く感じられて開放感があります。
 
加えて、高い位置に窓を設置できるために、部屋が明るくなり風通しも良くなります。
床や仕切りが少ないおかげで家族同士のコミュニケーションもとりやすくなるでしょう。
しかし、2階の床面積が小さくなり活用できる部屋が少なくなるデメリットがあります。
 
2.ハーフ吹き抜け
 
ハーフ吹き抜けとは、2階の天井までつながっているわけではないですが、通常の1階の天井よりは高い天井にすることです。
具体的な数字で表すと、通常の天井2.4mの1.5倍である3.6mほどの高さの天井です。
1階の一部の天井だけを通常よりも高くして、空間にゆとりをもたらします。
 

□ハーフ吹き抜けのメリット、デメリットとは?

 
ハーフ吹き抜けのメリットとデメリットをご紹介します。
 

*メリット

 
吹き抜けのデメリットである、2階の床面積が小さくなることで活用できる部屋が少なくなるという問題を解決できます。
吹き抜けのメリットである開放感や明るさをある程度維持しつつ、デメリットをカバーします。
「吹き抜けにしたいけど、部屋の面積は確保したい」という方に非常におすすめです。
 

*デメリット

 
部屋の面積が狭くなるという吹き抜けのデメリットは改善できますが、掃除のしにくさ、音やにおいの行き渡りやすさ、照明の交換の難しさは改善することができません。
しかし、掃除道具や間取り、照明の種類などを工夫する必要があります。
 

□まとめ

 
ハーフ吹き抜けは、吹き抜けのメリットである開放感や明るさをおおむね維持しながらも、デメリットである2階の面積の縮小をカバーできるものです。
吹き抜けの良さを少しでも取り入れたい方におすすめです。
ただし、吹き抜けのデメリットをすべてカバーできるわけではないため、取り入れる際は掃除道具や間取りなどを工夫すると良いでしょう。

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