2022.07.14

注文住宅で地下室を検討されている方はポイントをおさえておきましょう!

「注文住宅で地下室を作ろうか悩む」
注文住宅を検討されている方で、このようにお考えの方もいらっしゃると思います。
今回はそのような方に向けて、地下室のつくり方と注意点について解説をします。
ぜひ参考にしてみてください。

□地下室の作り方と注意点について

地下室には主に3つのタイプがあります。

1つ目は全地下タイプです。
全てが埋まっているため、窓が付けられません。
居室用ではなく、物置などに使用されます。

2つ目は半地下タイプです。
地下室の3分の1が埋まっています。
地上に面している部分があるため、換気や採光ができます。

3つ目は、ドライエリアのあるタイプです。
地下に外部の空間を作り、通風と採光を確保します。

次に注意点の解説をします。

1つ目の注意点は、日当たりと温度調節についてです。
ドライエリアであれば、温度調節や日当たりの確保ができます。
地下室は暗くて湿度の高いイメージがありますが、窓を設置できるためそのような部屋を避けられます。

2つ目は、避難経路についてです。
地下室と1階部分をつなぐものは階段だけであるため、火事や地震が起こった際は非常に危険です。
そのため、ドライエリアを設けて、地上までの階段を設置しましょう。

3つ目はドライエリアを設ける場合の対策についてです。
ドライエリアを設けるのであれば、ゲリラ豪雨の対策が必要です。
洪水が起きた際の推移を予測しておき、ドライエリアの手すりの高さに注意をしましょう。

□地下室を作るための費用について

地下室を作るためにはどのような費用が掛かるのかご紹介します。

1つ目は、ボーリング調査費です。
約25万円から35万円かかります。
この調査により、工事方法の見極めをします。

2つ目は構造計算費用です。
約30万円から45万円かかります。
地下の鉄筋コンクリート部分の構造計算が必要です。

3つ目は、鉄筋コンクリートの設計図です。
約30万円から80万円かかります。
地下の鉄筋コンクリート部分の構造図が必要となります。

4つ目は、土留の費用です。
約150万円から200万円かかります。
安全に作業ができるように、地盤が崩れないようにするための作業です。
費用は土の種類や深さによって左右します。

5つ目は、土の運搬と処分の費用です。
約200万円かかります。
地面を掘ると大量の土が出るため、捨てる際には何度も運搬しなければなりません。

□まとめ

今回は、地下室のつくり方と注意点について解説をしました。
また、地下室を作るための費用についてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、地下室を検討してみてくださいね。
ご不明点がありましたら、いつでも当社へご連絡してください。

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