2024.02.05

開閉式の窓だと大変?吹き抜け窓を設置する際の注意点をご紹介!

吹き抜け窓は、家のデザインに大きな影響を与える要素です。
特に、近年はデザインと機能性を両立させた住宅が人気になっていますよね。
吹き抜け窓はそんな住宅を実現する上でぴったりです。

本記事では、スタイリッシュでありながら実用的な吹き抜け窓の設計ポイントと、避けるべき落とし穴について紹介します。

□吹き抜け窓の設置におけるポイントとは?

吹き抜け窓を設計する際、以下のポイントを意識しましょう。

*1階の窓とのライン揃え

吹き抜け窓を計画する際、1階の窓との縦ラインを揃えることが重要です。
これにより、外観に統一感が生まれ、スタイリッシュな印象を与えられます。
また、外からの視覚的な調和も考慮して窓の配置を決めましょう。

*日差しの入り方を意識

吹き抜け窓からの自然光は、居心地の良さを大きく左右します。
日差しの入る時間帯や角度を考慮し、窓の配置を慎重に計画しましょう。
例えば、午前中に日差しを取り入れたい場合は東〜南面に、午後に明るい空間を望むなら南〜西面に窓を設けると良いでしょう。

*窓から見える景観を考慮

吹き抜け窓から見える景観は、室内の雰囲気を大きく左右します。
外から見える景色を事前に確認し、開放感を感じられるような位置に窓を配置することが大切です。
特に、隣家の建物や障害物が見えると景色は損なわれるため、窓の位置を慎重に選びましょう。

□開閉式の窓は大変?吹き抜け窓の落とし穴とは?

窓には上下に開閉する窓や左右に開閉する窓など、さまざまな種類があります。
種類によっては吹き抜けと相性が良くない窓もありますので、事前に吹き抜け窓の設計における注意点を確認しておきましょう。

1:冷暖房効率を考慮

大きな窓は見た目の美しさと開放感を提供しますが、断熱性能に問題があると冷暖房効率が落ちてしまいます。
そのため、高い断熱性能のサッシを選ぶ、ロールスクリーンを設置する、FIX窓を採用するなど、効率とコストを考慮した選択が重要です。

2:プライバシーと日差しの調整

大きな窓は外からの視線や日差しが気になる場合があります。
目線が気にならない位置への窓の設置、横長や縦長の窓の採用、型ガラスの使用など、プライバシー保護と日差しの調整を考慮しましょう。

3:掃除のしやすさ

吹き抜け窓は高い位置にあるため、掃除が困難になることがあります。
掃除用具の選定や設計段階での考慮、定期的なプロのクリーニングの利用など、維持管理の容易さを考慮した設計が求められます。

□まとめ

吹き抜け窓を採用する際は、デザイン性の高さと機能性のバランスを考慮し、適切な窓の位置、大きさ、形状を選ぶことが重要です。
また、プライバシーの保護や掃除のしやすさも重要な要素です。
これらのポイントを踏まえ、美しく快適な吹き抜け窓を実現しましょう。

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