2023.12.22

吹き抜けで日当たりは良くなるの?注意点も解説します!

新築やリノベーションを考えている方の中には、開放的な空間と良好な日当たりを求める方が少なくありません。
吹き抜けという設計が、そのような願いを叶えるカギとなる場合が多いのです。

しかし、吹き抜けにはその魅力だけでなく、注意すべきポイントも存在します。
そこで、この記事では、吹き抜けのメリットと日当たりにおける注意点を解説します。

□吹き抜けの魅力とは?

*開放感を手に入れる

吹き抜けがもたらす最大の魅力は、疑いようのない開放感です。
通常の天井の高さでは狭苦しく感じる空間も、吹き抜けによって天井を高くすることで、まるで別世界のような広がりを感じられます。
この開放感は、心地よい居住空間を作る上で非常に重要な要素となります。

*日当たりの向上

吹き抜けを設けることで、2階からも日差しが取り込まれ、明るく暖かな空間が生まれます。
特に、隣家との距離が近い場合や、目の前に建物がある場合でも、吹き抜けがあれば1階までしっかりと日が届きます。

吹き抜けは日当たりの良い家づくりに欠かせない要素となるのです。

*コミュニケーションの円滑化

吹き抜けがあると、1階と2階が一体となり、家族間のコミュニケーションがスムーズになります。
例えば、食事の準備ができた際や、朝の起床時間に、わざわざ階を移動することなく声をかけ合えられるようになります。

このように、吹き抜けは家族の絆を深める上でも非常に有用な空間設計と言えるでしょう。

□日当たりを活かすために注意したいポイント!

1.隣家との距離

吹き抜けを設けることで日当たりが良くなるとはいえ、隣家との距離が近いとその効果は半減します。
特に、吹き抜け部分が日射の方向に対して不利な位置にあると、日当たりが逆に悪くなる可能性があります。

2.日射の位置

吹き抜けを設置する場所によっては、日射が遮られてしまうことも考えられます。
そのような場合は、下屋や大きなバルコニーを設けることで、2階にもしっかりと日射が当たるような工夫が必要です。

また、季節によって日射の角度が変わることを考慮し、年間を通して日当たりが良い設計にすることも重要です。

□まとめ

吹き抜けは、開放感や日当たりの向上、家族間のコミュニケーションを円滑にするなど、多くのメリットを持っています。

しかし、隣家との距離や日射の位置によっては、その効果が半減することもあります。
吹き抜けの魅力を最大限に活かすためには、これらのポイントに注意を払い、計画的に住空間を設計するようにしましょう。

関連記事

記事一覧へ
トップへ戻る