2023.09.17
吹き抜けはメリットデメリットがそれぞれある!防音対策をして快適な空間を作ろう!
吹き抜けはおしゃれで、明るい空間にしてくれるという印象も持たれている方が多いのではないでしょうか。
また、音が響きやすく躊躇されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、吹き抜けのメリットとデメリット、防音対策についてご紹介します。
□吹き抜けのメリットとデメリットとは?
戸建をご検討の方は吹き抜けを1度は検討されたのではないでしょうか。
開放的な印象のある吹き抜けですが、ほかにもたくさんのメリットと、それと同時にデメリットが存在します。
*メリット
1.冬でも光が入りやすい
吹き抜けは季節や時間帯に関係なく、日光が入ります。
そのため、電気ではない自然な明るさが入り、電気代の節約にもなります。
2.健康的な生活がしやすい
光が家に入り込むことは明るさだけでなく、体内時計の調節や精神状態をよくしてくれるなど健康面でのメリットもあります。
3.視覚的に空間を広々と感じられる
部屋に高さが生まれることで、開放感が生まれ、空間が広く感じます。
また吹き抜けはおしゃれな印象を与えてくれるでしょう。
4.家族間でコミュニケーションが取りやすい
吹き抜けは1階と2階の隔たりがなくなるため、人が集まりやすいです。
そのため、家族の状況を知りつつ、コミュニケーションが取りやすくなります。
*デメリット
1.冷暖房の効果が薄まる
暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすいという特徴から、冷暖房の効果が薄まることがあります。
寒い時期は暖房をつけても1階が暖まりにくいということが起こりえます。
2.2階部分が狭くなる
吹き抜けにする分2階が狭くなり、部屋数の確保が難しい可能性があります。
ご家族の数やほしい部屋数、大きさを考慮し、生活スタイルや好みにあった構造にすることがおすすめです。
3.メンテナンスが大変
照明や窓は高い位置にあるため、掃除や電気の交換に手間がかかります。
特に、吹き抜けの内側にある窓はカビやすいため頻繁な掃除が必要です。
4.音や匂いが広がる
吹き抜けは空間が開放的な分、空間の仕切りがなく、匂いや音が広がりやすいです。
防音対策や換気扇、防臭効果のある壁紙を使用するといった工夫で改善できます。
□吹き抜けの防音対策とは?
デメリットの1つである、騒音問題ですが、防音対策をすることで軽減できます。
1つ目は、設計を工夫することです。
吹き抜けは空間が広がる分、音が響き渡ります。
そのため、吹き抜けの腰壁上に建具を入れる対策が効果的です。
しかし、建具の分コストが上がったり、引き違いの場合は開放できる面積が半分になるというデメリットもあります。
ほかにも、部屋の壁を防音にする方法もあります。
一般的に、2階が音が気になることが多いため、2階の壁の防音対策に注力しましょう。
2つ目は、住み方を工夫することです。
ダイニングが吹き抜けになっている場合は、キッチンの水栓をシャワーではなく、ストレートにするといった配慮が必要になることがあります。
初めから騒音問題を理解していると住み方の工夫をしやすいです。
□まとめ
今回は、吹き抜けのメリットとデメリット、防音対策についてご紹介しました。
吹き抜けは開放的で、コミュニケーションを促進してくれるというメリットだけでなく、騒音が問題になることがあります。
そのため、しっかりと防音対策をすることで、快適に吹き抜けのある家で過ごせるように工夫が必要です。
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