2023.09.09

吹き抜けは暑い?吹き抜けの暑さ対策を紹介!

吹き抜けのある家に住みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
吹き抜けは夏が暑くなりやすいと聞いたことがあり、冷房で対策できるとお考えの方もいるかもしれませんが、戸建てに吹き抜けを取り入れた場合は冷房で対策しても暑く感じてしまうことがあります。
今回は、吹き抜けが暑くなる原因とその対策について解説します。

□吹き抜けのある家は暑い?

吹き抜けがあるリビングは窓が多くなる場合があり、その場合は開放感を出せて光や風を室内に取り入れやすいです。
一方で、戸建ての方角次第では厳しい西日が差し、夏は室内の温度が高くなります。
加えて、吹き抜けは一体感のある空間を作れますが、冷気が一階から逃げやすく冷房効率が下がりやすいケースが多いでしょう。

また、吹き抜けのある家は断熱性が確保できない場合があり、それも暑さの原因の一つです。
例えば、本来断熱材の働きをする屋根裏をなくした勾配天井の吹き抜けにした場合、断熱性が下がって室内の温度が上がりやすくなります。

□吹き抜けで暑くならないための対策とは?

暑さの原因は分かりましたが、暑さ対策をしないと魅力ある吹き抜けを戸建てには採用しづらいですよね。
吹き抜けを取り入れても暑くならないように対策を3つご紹介します。

1つ目は、窓にロールスクリーンを取り付けることです。
夏は強い日差しが室内に入ることを遮ることで、室内の温度上昇を防ぎ、冬は室内の温かさを逃がさないことが期待できます。

2つ目は、高性能なエアコンを採用することです。
吹き抜けはつながっている空間が大きい分、大きめの畳数のエアコンを選ぶなどの高性能のものを採用するのがおすすめです。
光熱費も考慮すると、吹き抜け空間に適したエアコンを採用し、窓だけでなく空気が逃げやすいリビング階段にもロールスクリーンを取り入れるのが良いでしょう。

3つ目は、天井にシーリングファンを取り付けることです。
シーリングファンは見た目に涼しげなイメージを与えてくれるだけでなく、ファンをまわすことで空気が循環し心地よい空間を作れるでしょう。
シーリングファンを取り付ける際は、熱い空気を一階に吹き降ろすことがないように、天井の断熱性を高めるようにしましょう。

□まとめ

屋根の断熱性の高さや日差しを室内に入れる窓の数によって、吹き抜けのある家の暑さが変わってきます。
対策としてはロールスクリーンやシーリングファンを取り入れ、高性能なエアコンを使うことで暑さを軽減できるでしょう。
吹き抜けを取り入れる際は、ご紹介した対策を考慮して快適な空間を作るようにしましょう。

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