吹き抜けのある家に住む方の中には、どのような照明が吹き抜けと相性が良いのかお悩みの方も多いでしょう。
快適な家を作るためには照明は非常に重要なポイントなので、しっかりと考えることは大切です。
相性の良い照明を取り入れてリビングや玄関がおしゃれになれば家に帰るのも心躍りますよね。
そこで本記事では、吹き抜けのある家の玄関やリビングの照明を設置する際のポイントやおすすめの照明についてご紹介します。

□リビングや玄関の吹き抜けに照明を設置するときの2つのポイントとは？

1.メンテナンス性を重視する

吹き抜けのある場所は照明を取り付ける位置がどうしても高くなってしまいます。
照明の位置が高い場合、電球の交換や掃除などのメンテナンスがしにくくなってしまい、長期間メンテナンスをせずに放置してホコリが溜まってしまうという事態に陥ってしまいます。
そのため、高い天井の部分には、照明を埋め込みタイプのものではなく、吊すタイプのものにしたり、メンテナンスできるように道具や足場を揃えたりするようにしましょう。

2.開放感を意識する

吹き抜けの魅力の1つは、開放感にあります。
そのため、吹き抜けのあるリビングや玄関などの照明は、開放感があるというメリットをより活かすように設置することがおすすめです。
特におすすめなのが、下の方から上に向けて光を照らす方法です。
天井に吊すタイプの照明は、もちろんおしゃれですが、天井部分を照らしにくく吹き抜けの開放感が損なわれてしまう可能性があります。
一方で、下から上を照らすように照明を設置して視覚的に上の方に視線を誘導すると、より開放感を味わえるでしょう。

□吹き抜けにおすすめの照明3選！

1.ペンダントライト

ペンダントライトは、吊り下げ式の照明です。
吊り下げることで床との距離が短くなり、生活スペースを照らしてくれるので、吹き抜け空間と相性が良い照明と言えます。
また、ペンダントライトは、デザイン性に富んでいるものが多いため、おしゃれな部屋にしたい方に特におすすめです。

2.スポットライト

スポットライトは部屋の一部を強く照らす役割を持っている照明です。
そのため、部屋全体を明るくするメインの照明としては利用できませんが、部屋のアクセントとしては非常に有効です。
吹き抜けの上部の壁際に設置すれば吹き抜け上部が強く照らされ、開放感が演出できるでしょう。

3.ブラケットライト

ブラケットライトは、ウォールライトとも呼ばれ、天井に設置されず、壁面に設置される照明です。
主に部屋のアクセントとしての機能を持っていて、間接照明や補助照明として利用されます。

□まとめ

吹き抜けのあるリビングや玄関の照明を設置する際は、「メンテナンス性」「開放感」を意識してみましょう。
そして、おすすめの吹き抜けの照明は「ペンダントライト」「スポットライト」「ブラケットライト」などです。
しかし、メイン照明や間接照明、補助照明のうちのどれかによって向いているライトは異なるため、複数のライトを組み合わせておしゃれな空間を作りましょう。