2023.06.28

吹き抜けは2階にトイレを置いた方が良い?音問題を解決するための方法を紹介!

「トイレに行きたいけれど、家族の誰かが入っている」
そのような経験をしたことはありませんか。
「トイレが2階にもう1つあればなあ」
そのようにお考えの方もいるでしょう。

しかし、2階のトイレは、特に吹き抜けの家において音の問題が存在し、メリットだけではありません。
本記事では、吹き抜けの家の2階にトイレを設置するための、音問題の対策について紹介します。

□2階にトイレを設置するメリット・デメリットとは?

*2階のトイレのメリット

トイレを2階に設けるメリットは、まず最も重要な点として、トイレ待ちの問題を回避できることが挙げられます。
特に朝の通勤や通学前の時間帯には、家族の数が多ければ多いほどトイレの使用が集中し、待ち時間が発生することがあります。
2階にトイレを設けることで、この混雑を軽減できるでしょう。

さらに、2階に寝室がある場合には、就寝時にトイレに行くたびに1階に下りる必要がなくなるため、便利です。
また、お客様を招いた際にも、複数のトイレがあれば、気兼ねなく利用できるでしょう。

つまり、2階にトイレを設けることで、トイレ待ちの問題を解消し、家族や訪問者の利便性を向上させられるのです。

*2階のトイレのデメリット

1:音の伝達

吹き抜けは、通常の壁や床に比べて音の伝達がしやすい構造です。
トイレの使用時に発生する水の流れや便器の音、フラッシュ音などは、吹き抜けを通じて下の階にまで響くことがあります。
自分のトイレを使用する音が他の人に聞こえるのは嫌ですよね。
また、これは、自分が不快になるだけでなく、下の階にいる人や訪問者にとって迷惑となりえます。

2:騒音の影響

吹き抜けの2階にトイレを設置すると、上の階で使用される際に発生する騒音が下の階の居住スペースに影響を及ぼす可能性があります。
特に夜間や深夜には、騒音がより顕著になります。
下の階に住んでいる人々にとって、トイレの使用に伴う騒音は睡眠や日常生活に悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

これらのデメリットを考慮すると、吹き抜けの2階にトイレを設置する場合には、適切な防音対策を講じる必要があります。

□トイレの音問題を解決するために!

トイレの音問題を解消するには、トイレの設置位置を工夫することが重要です。
具体的な設置場所を以下に紹介します。

1;リビング、ダイニングの横以外

リビングやダイニングはよく家族が利用するスペースです。
そのため、その横にトイレがあるとトイレの音が聞こえやすくなってしまいます。

2:吹き抜けから離れた位置

吹き抜けに近いと、壁や床が音を遮ることなく吹き抜けを通って下の階に音が伝わってしまいます。
吹き抜けから離れた位置にトイレを設置することで、音問題が解消されやすくなるでしょう。

□まとめ

トイレを2階に取り付けるメリットは必ずあります。

しかし、同時にデメリットも存在し、特に吹き抜けの家ならば音問題が顕著になってしまいます。
そのため、音問題の対策をして快適な生活を送りましょう。

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