2023.05.06

吹き抜けで後悔しないために!ハーフ吹き抜けについて紹介します!

「吹き抜けを家に取り入れることは決めたけれど、建ててから後悔しないようにしたい」と思われている方もいらっしゃることでしょう。
吹き抜けで後悔しないようにするためには方法があるため、その方法をおさえることで後悔のない家になります。
今回は吹き抜けやハーフ吹き抜けについて解説します。
 

□吹き抜けで後悔する理由と対策とは?

 
吹き抜けを取り入れたことで後悔した理由として実際にあったもののうちの4つとその対策について説明します。
 
1.寒すぎる
 
空間が広いことでエアコンが効きにくくなり、寒く感じやすくなります。
家の寒さの原因は、冷える速度が家の温まる速度を上回ることです。
そのため対策としては、熱の逃げにくい家にする必要があります。
断熱性能をHEAT20 G1以上にできないかを相談することをおすすめします。
 
2.照明の交換が難しい
 
吹き抜けにすると天井までの距離が遠くなります。
床から天井まで5mほどある場合が多いため、電気の交換が困難です。
対策として、LED電球にして交換回数を減らしたり、照明器具と電球が別々になっているタイプを選択したりと工夫すると良いでしょう。
 
3.窓掃除ができない
 
吹き抜けに窓をつけると、天井が高くて掃除できない可能性があります。
自分で掃除したい場合は、ロングタイプのガラスワイパーの購入を検討することをおすすめします。
 
4.耐震性を保てない
 
1階と2階の間の床が減るため、耐震性が落ちる可能性があります。
吹き抜けのある家の場合でも工夫することによって耐震等級3は保てるため、打ち合わせの際に相談しましょう。
 

□ハーフ吹き抜けのメリットとは?

 
吹き抜けには通常の吹き抜けだけではなく、ハーフ吹き抜けというものもあります。
ハーフ吹き抜けとは、2階全てを吹き抜けにするものではなく、1階の天井の一部を約1.5倍にして空間を広くするものです。
ハーフ吹き抜けではない家と比較すると、窓を少し高い位置に設置できるために部屋全体が明るくなったり、空間にゆとりをもたせられるために広く感じたりとメリットがあります。
2階の全面に床ができて、通常の吹き抜けよりも2階の空間が広がります。
吹き抜けのメリットである開放感を維持しつつ、家の空間を有効活用できます。
 

□まとめ

 
実際に吹き抜けのある家に住んでみると寒かったり、照明の交換や掃除が難しかったりと様々な問題が発生する可能性があります。
確かに吹き抜けで後悔したケースもありますが、建てる前にそれらを考慮して工夫することで後悔のない吹き抜けのある家を実現できるでしょう。
また、通常の吹き抜けではなくハーフ吹き抜けにすることで吹き抜けのデメリットをカバーしつつ、メリットを取り入れた家にできるためおすすめです。

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