2023.04.24

吹き抜けの費用面は?固定資産税について解説!

吹き抜けのある家に住みたいと考えていたとしても、費用がどのくらいかかるのか検討がつかないケースもあるでしょう。
「開放感のある家に憧れるけれど、予算をオーバーしたらどうしよう」と心配している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、吹き抜けにかかる費用はある程度予想できます。
今回は吹き抜けの費用面について解説します。
 

□吹き抜けの建築費用や固定資産税とは?

 
吹き抜けをつくるためにかかる費用は2種類あります。
建築費用と固定資産税です。
 

*建築費用

 
吹き抜けのある家にすると2階の面積が小さくなり、建築費用を抑えられるのではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、吹き抜けをつくるには手すりや腰壁などをつくらなければならないため、通常の2階建てを建築するよりも費用が多くかかります。
また、天井を高くするとエアコンが効きにくくなるため、機能性の高いエアコンの設置や空気の循環を良くするファンの設置が必要となり、一般的に家を建てるのにかかる費用よりも高くなる可能性があります。
 

*固定資産税

 
吹き抜けている場所は2階の床面積がないため、登記上、固定資産税の面積に入りません。
固定資産税は通常の2階建ての家よりも少なくなるかもしれません。
ただし、固定資産税は面積だけでなく資産価値も考慮されます。
吹き抜けにすることで面積は小さくなりますが資産価値が上がることがあるため、すべての家において固定資産税のかかる費用が小さくなるとは限りません。
 

□固定資産税が変わる条件とは?

 
先ほどもご紹介したように、固定資産税は面積だけでなく資産価値によっても変わります。
資産価値はキッチンやトイレの設備、壁や床の素材などで評価されます。
評価対象となる一部分ではありますが、吹き抜けと勾配天井について説明します。
 
1.吹き抜け
 
吹き抜けは、どのくらい大きく吹き抜けを取り入れているかによって変わります。
一部だけならほとんど固定資産税に影響はありませんが、大部分吹き抜けを取り入れている場合はかなり影響があります。
これは吹き抜け自体で評価されているというよりも、天井の高さによって評価されています。
天井の高さ2400cmを基準として、それよりも高ければ加算、それよりも低ければ減点という方式です。
 
2.勾配天井
 
勾配天井は固定資産税が高くなります。
勾配天井とは傾斜のある天井のことですが、取り入れるためには多くの壁材やクロスを用いたり、柱を高くしたりする必要があります。
そのため資産価値が高くなります。
 

□まとめ

 
吹き抜けのある家にするためには、一般的な2階建ての家よりも材料費や手間が増えるために建築費用が高くなります。
固定資産税も場合によっては上がる可能性があるため、コストを押さえたい場合は使う素材や天井の高さに注意することをおすすめします。
また、当社では分離発注システムによってコストの透明化を図ることで無駄をなくせるように努めているため、コストが気になる方も一度相談していただけると納得のいく家に近づくでしょう。

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