2022.12.14

吹き抜けは床面積に入る?吹き抜けのメリットを紹介します!

敷地内に建てられる建物の面積は決められています。
そこで重要になるのが床面積です。
建築基準法によって敷地内に建てられる面積が決められています。
 
吹き抜けは床面積に算入されるのでしょうか。
そこで、今回は、「吹き抜けは床面積に入るのか」と「吹き抜けを取り入れるメリット」について紹介します。
 

□吹き抜けは床面積に入るのか

 
床面積は、家の構造によって曖昧な解釈になる場合があるため、建築基準法によって基準が設けられています。
建物は用途地域や制限などによって、建てられる範囲が定められているものが大半です。
その範囲内で建てないといけませんので、床面積は家を建てるときに重要であるといえるでしょう。
 
吹き抜けは、床面積の計算に含まれません。
2階の床部分を吹き抜けにした場合は、2階の吹き抜け部分を床面積に算入しません。
 
ただし、吹き抜け部分に渡り廊下やキャットウォークを取り入れると床面積に算入する可能性があります。
また、収納目的の棚でも形状によっては床面積に含まれるケースがあるため、注意するようにしましょう。
吹き抜けを取り入れることで、建築基準法による床面積の問題をクリアできます。
 

□吹き抜けのメリットについて

 
さらに、吹き抜けを取り入れることには3つのメリットがあります。
 
1つ目は、天井が高くなることで開放感を演出できることです。
吹き抜けは、広いリビングにしたいものの、スペースを確保できない場合におすすめです。
縦に広い空間は、実際の部屋の大きさよりも広く感じられます。
ご家族が集まるリビングに吹き抜けを取り入れるケースが多く、快適に過ごせるでしょう。
 
2つ目は、家族の様子が把握しやすくなることです。
吹き抜けは、壁やドアなどの仕切りが少ないため、違う部屋でもお互い同じ空間で過ごしている感覚を持ちます。
そのため、会話が増えてご家族の交流が増えるでしょう。
 
3つ目は、部屋全体を明るくできることです。
吹き抜けは、部屋の中を明るくしやすい構造になっています。
高さがあるため、大きめの照明を設置できます。
また、天窓を設置することで外からたくさん光を取り入れられます。
 

□まとめ

 
吹き抜けは床面積には含めませんが、渡り廊下、キャットウォーク、棚の形状によっては含まれる可能性があります。
吹き抜けを取り入れることで、開放感を演出でき、家族のコミュニケーションを増やせるでしょう。
当社はお客様の理想にあったお住まいを選択して、ご提案しますのでお気軽にご相談ください。

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