2022.09.21

吹き抜けと高天井ってなにがちがう?気を付けるべきことについても解説!

「吹き抜けと高天井は何が違うのだろうか」
家に吹き抜けを作られる方で、このようにお悩みの方もいらっしゃいますよね。
今回はそのような方に向けて、吹き抜けと高天井の違いについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
 

□吹き抜けと高天井の違いについて

 
吹き抜けは、2つ以上の階層をつなげた間取りです。
一戸建ての間取りであれば、天井が高くなり、1階へ光を採り入れられます。
それにより、明るくて開放的な空間を作れます。
 
一方で、高天井とは、名前の通り、高い天井のことです。
2階の半分くらいの位置に天井を作り、その上はロフトなどを作って活用します。
通常よりも天井が高くなることで、吹き抜けに近い印象となり開放的な空間になります。
上にはロフトを作れるため、床面積を抑えながら少しでも広く空間を使いたい場合におすすめです。
 

□吹き抜けを作る際に気を付けるべきことについて

 
1つ目は、強度を優先して考えることです。
吹き抜けは、直下率の点でバランスを取りにくい間取りです。
直下率とは1階と2階部分の柱がどのくらい合致しているかを示します。
そのため、木造注文住宅でもコンクリート造並みの強度を持つ家を建てられるようにしっかりと打ち合わせをしましょう。
 
2つ目は、換気設備を付けることです。
吹き抜けを作ると、縦長の空間になるため、冬の寒さが気になってしまいます。
暖まった空気は上昇しやすいので、1階部分は寒くなりやすいです。
 
そこで、シーリングファンを設置すると暖かい空気は下部まで循環します。
夏場は、冷たい空気を上昇させます。
また、カーテンやロールスクリーンの使用もおすすめです。
選ぶ際には、明るい雰囲気を崩さないように明るい色や光を通す素材を選ぶようにしましょう。
 
3つ目は、家の断熱性能を高めることです。
空調の問題は、家の断熱性能を高めることでも改善できます。
 
家の断熱性が低い場合は、暖房を使用しても外気の影響を受けるため、室内の温度にムラが生じてしまいます。
断熱材を使って外気が侵入しないように隙間を無くせば、断熱性能が高くなります。
そうすることで、家全体の温度を均一に保ち、快適に過ごせるようになります。
 

□まとめ

 
今回は、吹き抜けと高天井の違いについて解説しました。
また、吹き抜けを作る際に気を付けるべきことについてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、吹き抜けについて考えてみてくださいね。
ご不明な点がありましたら、いつでも当社までご連絡ください。

関連記事

記事一覧へ
トップへ戻る