2022.08.28

吹き抜けを作ると寒い?その対策があります!

「吹き抜けは家の中が寒くなってしまうのだろうか」
家を建てられる方で、このようにお悩みの方はいらっしゃると思います。
今回はそのような方に向けて、吹き抜けのデメリットと寒さ対策について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
 

□吹き抜けのデメリットと対策について

 
1つ目は、2階に音が伝わりやすいことです。
リビングでの話し声やテレビの音が2階まで伝わりやすいです。
そのため、作業に集中したい場合は、音が気になってしまうこともあるかもしれません。
 
音を伝わりにくくするには、2階のホールにパネルや内窓を付けると良いでしょう。
また、手軽に対策をしたい場合は、2階のホールにロールスクリーンを付けることをおすすめします。
必要に応じて開閉できるため、見た目を損なう心配もありません。
 
2つ目は、においが広がることです。
リビングとキッチンが繋がることで、料理のにおいが2階まで広がることがあります。
対策として、2階のホールに窓や換気扇を設置すると良いでしょう。
また、キッチンにはコンロやIHと連動する換気扇を付けるのもおすすめです。
 
3つ目は、2階のスペースが狭くなることです。
吹き抜けを作るには2階のスペースを使用するため、部屋に使える部分が少なくなります。
2階で間取りを取りにくい場合は、ウォークインクローゼットや寝室を1階に配置すると良いでしょう。
 
しかし、敷地の広さによって1階にたくさんの部屋を確保できないこともあるため、吹き抜けと2階の部屋の確保のどちらを優先するべきか話し合いましょう。
 

□吹き抜けの寒さを解決するポイントについて

 
吹き抜けを作ると部屋が暖まりにくいことがあります。
そこで、寒さ対策のポイントをご紹介します。
 
1つ目は、断熱性と気密性の高い家にすることです。
吹き抜けを作るのであれば、高断熱・高気密であることが重要です。
それにより、冬は外気の冷たい空気を避けながら暖かい空気を逃しません。
 
2つ目は、窓の断熱性を上げることです。
吹き抜けの部分の窓に空気が触れて冷えた空気が下降することで、室内が寒くなるという現象があります。
このような現象を避けるためには、窓の断熱性を上げることが大切です。
 
新築時にはペアガラスやトリプルガラスを取り入れることがおすすめです。
また、カーテンやロールスクリーンを取り付けて空気が触れないように対策しましょう。
 

□まとめ

 
今回は、吹き抜けのデメリットと対策について解説しました。
また、吹き抜けの寒さを解決するポイントについてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、吹き抜けについて考えてみてくださいね。
ご不明な点がありましたら、いつでも当社までご連絡ください。

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