2022.02.28

注文住宅の外壁にこだわりたい方へ!塗り壁の種類と特徴を紹介します!

注文住宅を検討するときに、こだわりポイントとして挙げられるのが住宅の外観です。
中には美しい外観デザインを長く維持するために、外壁は耐久性の高い塗り壁にこだわりたいという方もいらっしゃるでしょう。
今回は、塗り壁の種類やその特徴について紹介します。

□注文住宅に塗り壁を採用するメリットとは?複数の観点から紹介します!

見た目にもおしゃれな塗り壁は、外観を美しくするだけでなく住宅に様々なメリットをもたらします。

塗り壁の大きなメリットの1つといえば、高い耐久性を有していることです。
主要な外壁材であるビニールクロスの耐久年数は一般的に10年程度とされていますが、塗り壁は100年以上使用されているものがあるほど、耐久性に優れています。
メンテナンスにかかる手間は比較的少なく、適切に維持・管理すれば、見た目の美しさを損なうことなく長期間使用できます。

住人に健康被害を及ぼす化学物質を分解できるのも、塗り壁のメリットです。
住宅には接着剤としてホルムアルデヒドと呼ばれる化学物質が使用されることがありますが、この物質は悪臭やシックハウス症候群の原因になる恐れがあります。
塗り壁には微小な穴が無数にあるので、ホルムアルデヒドを吸着・分解できるのです。

温度・湿度といった快適な生活環境に欠かせない要素を適切に調整することもできます。
例えば、外気が高温多湿な場合はその湿気を吸収したり、室内空気が多湿な場合は湿気を外に逃がしたりといった湿度調整機能を有しています。

□材料や塗り方は多種多様!塗り壁の種類と特徴を解説します!

塗り壁には大きく分けて施工方法は3つありますが、これらはそもそも使用する壁材から異なります。

土壁は歴史の深い施工方法であり、手作り感のある雰囲気から人気の塗り壁の1つとなっています。
先程紹介したように、湿気を調整する機能が高いことや高断熱性・防火性を有していることなどがメリットでしたね。
一方で、施工期間が長いことや費用が高くなること、劣化に伴う見た目の悪化などがデメリットとして考えられます。

漆喰は昔から日本の住宅に用いられている塗り壁の1つで、白いものだけでなく黒漆喰と呼ばれるものもあります。
この方法には「防火性や防音性が高い」「ほこりが付きにくい」「殺菌作用がある」といったメリットがあります。
しかし、損傷しやすく高い費用や長い施工期間が必要な施工方法であるため、そのようなデメリットも把握しておきましょう。

ジョリパットは色や模様の種類が豊富な施工方法です。
高い耐久性があり、防音効果や防火作用を低コストで実現できる方法ですが、汚れやすい模様があることや冬に施工しにくいことに気をつけましょう。
扇模様やこて波模様、はけ引き模様などといった多種多様な模様によって、住宅の印象は大きく変わるので、模様を選ぶときは理想の外観を具体的にイメージしておきましょう。

□まとめ

塗り壁には、「有害な化学物質を吸収する」「耐久性が高い」「快適な湿度・温度を維持できる」といったメリットがあります。
多種多様な施工方法の中から外壁材や模様が自分と合っているものを選択し、それらのメリットと見た目の美しさを両方手に入れましょう。
熊本で注文住宅をご検討中でしたら、ぜひ当社にお任せください。

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