2015.04.03

同じ坪単価でも総費用が違うことがわかりました。

皆さん、こんにちわ。

CAM設計・営業の宮村です。

 

 

私たちはオープンシステムを採用したフルオーダー住宅を行っておりますが、よく他社様との価格の違いを説明したりしています。

その説明資料を作成している時に、思わぬ事実が判明したので発表したいと思います。

 

 

同じ坪単価でも総費用が違うという事実

 

 

CAM設計がいつも建てる住宅は坪55万円くらいの家が多いです。

高いと言われれば高いと思います。

他社と比較して、使用している材料が高性能だからです。

ちなみに行った試算では、私たちが言う坪55万円の家を他社が建てようとすると坪64万円になりました。

その試算の過程で判明したのが、「同じ坪単価でも総費用が違う」という事実です。

 

 

私たちは建築主のコンストラクションマネージャーとして、建築主から業務委託を受けています。

その業務報酬の算定式は、「 基本料金150万円+㎡数×2.2万円 」で算出します。

 

 

例えば、結果坪単価55万円(全てコミコミ)で40坪の家で諸経費(各種税金や登記料など)200万円見ると、総費用は2,400万円となります。

総費用に占める業務報酬は・・・

基本料金150万円 + 121㎡(40坪) × 2.2万円 = 416.2万円

となります。

ということは・・・

総費用2,400万円 - 業務報酬416.2万円 - 諸経費200万円 = 残り1783.8万円

この残り1783.8万円で建物本体を建てることになります。

建物本体坪単価は44.59万円です。

 

 

続いて、一般的な工務店で建てた場合を試算します。

一般的な工務店は契約金額の30%を利益として考えます。

同じ条件で計算して1783.8万円で建物本体を建てることになると・・・

総費用が2,548万円となるのです。

この計算は逆算して求めたので、式を出すことはできませんが、つまりはこうです。

契約金額2,548万円 - 工務店利益764.4万円(30%) - 諸経費200万円 = 残1783.6万円

建物本体坪単価は44.59万円です。

 

 

建物本体坪単価は44.59万円で一緒なのに、総費用は2,400万円から2,548万円になりました。

これがどういう意味を示すか?

建物本体坪単価が同じということは、「同じ家」ということです。

「同じ家」でも、一般的な工務店より弊社の方が148万円安くすることができるということです。

「同じ家なら節約できて、同じ価格ならもっといい家ができる」

これがオープンシステムの特徴です。

 

 

結局宣伝になってしまいましたが、これは工務店同士での相見積もりでも違ってきます。

私が知っている限りでは、工務店利益は28%~35%まで幅があります。

でも同じ坪単価です。

でも総費用は違います。

 

 

細かいことは置いといて、同じ坪単価でも、総費用が100万円以上違ってくるということを覚えておくと良いでしょう。

 

 

皆様の家づくりが良いものでありますように。

touta

CAM設計:宮村陶太

 

 

※※※※※※※※※※

 

 

家づくりは注文の仕方で大きく金額に差が出ます!

「同じ家なら節約できて、同じ価格ならもっと良い家ができる」

数百万円の違いがでる、住宅の注文方法。

建材や住宅設備機器が「仕入れ値」で手に入る「資材調達力」。

業界タブーの工事原価を全て公開、「明朗会計で納得の家づくり。」

耐震、断熱、省エネ、通風、採光、動線、プライバシーなど全て考えられた熟考設計。

 

 

高性能でデザイン性の高い住宅を、新しい注文方法で手の届く価格で実現。

「節約して、しかも妥協しない」家づくりをしたい方をお待ちしております。

 

 

CAM設計のブログでは、

「家づくりに役に立つ情報」を発信しています。

ご興味がある方は「メルマガ登録ページ」より、メールアドレスのみ入力してください。

ブログが更新されるとメールが届きます。

 

 

お問い合わせや資料請求はこちらのページからどうぞ。

 

 

 

関連記事

記事一覧へ
トップへ戻る