マツダの躍進について思うこと
皆さん、こんにちわ。
何日か前にグノシー(スマートフォンのNEWSアプリ)で見かけた、マツダが新型デミオで日本カーオブザイヤーを獲得したことに対する記事を見て、非常に考えさせられました。
記事はこちら
際立つマツダ、専門家&消費者双方から高評価の不思議 シンプルな努力で欧州車と比肩
http://biz-journal.jp/2014/11/post_7312.html
市場を見るのではなく、自分たちの技術力を高めていく
この記事にあるように、マツダは自分たちの良いと思うものを貫いて、その技術力に磨きをかけていった。
結果、玄人好みの車を作り上げ、それが自然と消費者へ訴求していった。
トヨタのプリウスやアクア、ホンダのフィットを始めとし、「低燃費」、「コンパクトカー」がニーズの高い商品カテゴリであり、その巨大に市場に向けて大手が注力するのも当然の流れ。
住宅建築も、大量生産の時代(ハウスメーカーの時代)から、ローコストの時代(ローコストメーカー)、性能の時代(現在)へと時代によってニーズが変わり、その時々で投入される商品住宅やコンセプトが変化し続けている。
国は、京都議定書で定められたCO2削減目標を達成するために、エネルギーを多く消費する建築業界に対し補助や助成金をかけながら、建設エネルギーや維持エネルギーがかからない住宅を広めようとしている。
新築であれば、住宅エコポイントや長期優良住宅、低炭素住宅、直近では、2020年の省エネ義務化などがその代表的な例だ。
私たちも例外ではなく、時代に連なって、お客様から求められるものも変化してきた。
その都度に勉強して、技術を高め、お客様の求めるものをどうやってリーズナブルに建て、デザイン性も良く、且つ性能の高いものにしていくかを一生懸命考えた末に現在がある。
自分たちの目指すべき方向性を考える。
私たちは、設計事務所として、そして一住宅会社として、どのようなコンセプトで仕事をしていくのかを考えさせられた。
自動車メーカーで例えるならば、トヨタやホンダを目指すのか、はたまたマツダを目指すのか。(個人的にはスバルもマツダと同じマーケティングをしているように思える。)
これは例えば、マイクロソフトとアップルの構図にも似ている。
マイクロソフトはシェア優先のマーケティングを行い、対してアップルは市場の2割シェアを目標にマーケティングを行っている。(昨今はiPhoneやiPadのシェアが高いため、今現在はどうかはわからないw)
自分たちに置き換えて考えてみる。
1.設計事務所の仕事は、緻密かつ大変労力のかかる仕事なので、大量生産向きではない。
2.人を多く雇い、高い経費をまかなえるほど、利益率の高い業種でもない。
3.私たちは、お客様の「代理人」として動けるオープンシステム(分離発注)に心底惚れ込んでいる。
4.専門工事会社の社員さんが住宅を建てる際にお呼びがかかるほど「玄人好み」である。
5.自分たちが社会に貢献できることといえば、良質な建築物をお客様によりリーズナブルに提供し続けていくこと。
そう考えると、マツダと同じく、市場を見るのではなく、自分たちが信じる道を突き進んで行ったほうがあっているのではないか。
改めてそう思った。
もちろん、お客様の求めるものを高次元で実現しなくてはいけないことは間違いないし、それが市場を見ているということとイコールかと言われればそうだとも思う。
しかし、私たちは総合力の高い建築士として、どんなお客様のニーズも叶えることができる建築のプロフェッショナルでありたいと思っている。
そのためには、自分たちの信じた道を突き進み、日々精進していくしか方法はないと思える。
想像が膨らむが方向がずれていく
この記事は、グローバルな視点で考えると、トヨタやホンダより、マツダが一歩先に出ているのではないかという結びだが、僕はそこは関係無しに、部分部分を抜き取って、勝手に自分に置き換えて考えてしまった。
アンビリカブルケーブルが抜けて3分たった後のように、キーボードを連打したため、ハッキリいって文章はまとまってない(汗)
しかし、思いだけは伝わったのではないかとポジティブに思い、今からお施主様とお酒を飲みに行きます。
(修正する時間がないという本当の理由は内緒ね)
ちゃお!
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