こんにちは。
CAM設計の宮村です。
長らくブログを更新しておりませんでしたが、本日見事復活いたしました(パチパチパチ)。
復活一発目は、「注文住宅のデザインの種類」について書いてみたいと思います。
デザインによって使用する材料は変わってきます。
雑誌に載っているようなデザイン、モデルハウスのようなデザインは、材料そのものの価格が高い傾向にあり、坪60万円台前後が多いでしょう。
しかし、全く同じデザインでないにしろ、似せて作ることでコストは抑えることができます。
重要なのはデザインカテゴリーを決めることです。
今日はそのデザインカテゴリーの中でも代表的なものと、最近でてきたコアなものとをご紹介します。
和風モダン
和風モダンは和モダンとも呼ばれます。
和風のテイストを隋書に残しつつ、モダンテイストをミックスさせた住宅です。
※画像は住友林業さんのホームページからお借りしました。
外部に木を使いながら、モダンに仕上げる。
軒を深くして日射遮蔽を考える。
日本古来の家づくりの考え方を風習し、モダンなデザインと併せた、現在の家づくりのスタンダードと言っても良いでしょう。
シンプルモダン
シンプルで且つモダン。
具体的には、ガラスや金属、強化プラスチックなど無機質的な素材を使用します。
直線的で、軽快感があります。
※画像はゼロキューブさんのホームページからお借りしました。
真四角総二階と言われるタイプが多いですね。
また、キューブ型を組み合わせた複雑なデザインもあります。
庇が無いのでスッキリ見えますが、デメリットもありますので、注意してください。
キューブ型住宅のデザインと性能のバランスを考える(私のブログ)
レトロ
古材を使用したりと「昔風」をデザインするレトロ。
西洋レトロ、昭和レトロなど細かく別れますので、どこの地域のレトロ感が好きなのかは要チェックです。
※画像はクカニアさんのホームページからお借りしました。
レトロ調を取り扱っているところは、オシャレな家具屋さんが母体の住宅会社や、レトロ好きな建築士さんが多いでしょう。
大手ハウスメーカーや中小工務店ではなかなか扱ってないと思います。
ナチュラル
無垢材の床や珪藻土の壁など、自然素材をふんだんに使用した家です。
癒し効果、和み効果が高く、特に女性からの人気を得ています。
カワイイ家具が似合う家ですね。
自然素材は材料自体が割高な上に、使用する面積も広いので、ローコストで検討すると難しくなるかもしれません。
もちろん、完全に自然素材を使用せずとも「ナチュラル風」を追求することは可能だと思います。
ログハウス風
アウトドアが好きな人に人気があります。
使用する材料は自然素材が多いので、少し割高です。
※画像はBESSの家のホームページからお借りしました。
僕、好きです(笑)
吹き抜け空間や大開口、外部とつながるなど、自然との共存をテーマとしています。
趣味に使える土間空間など、男としてはワクワクドキドキします。
カルフォルニア風
サーファーズハウスとも言います。
※画像はカルフォルニア工務店のホームページからお借りしました。
外壁が横の羽目板で平屋が多いですね。
敷地が広いとより良さが出せると思います。
プロバンス風
南フランス地方によくある家で、最近特にフューチャーされますね。
※画像はエープラスハウスさんのホームページからお借りしました。
ナチュラルとほぼ同じですが、屋根や外壁の色に特徴があります。
建てたい家の雰囲気を決めて相談する
住宅会社に相談する際は建てたい家の雰囲気を決めて相談することが早道です。
実は、建てたいデザインカテゴリーが決まっている状態で、どのくらい予算を取っておいた方が良いのかを住宅会社は感覚的にわかります。
口頭で伝えると具体的に伝わらないこともありますので、ホームページを印刷したり、雑誌の切り抜きや写真など、具体的にわかるものを提示すると良いでしょう。
住宅会社はそれを見て、使う材料を検討し、全体的な予算に落としていけることでしょう。
今日はこんなところで。
皆様の家づくりが良いものでありますように。
CAM設計:宮村陶太
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